カラコンにおけるベースカーブとは
・ベースカーブとは眼球のカーブの具合のこと
ベースカーブとは、目の眼球は球体になっていますが、目のカーブのことを指しています。通常のコンタクトもカラコンも同じですが、人それぞれカーブが違いますので、専用の機械を使って調べることとなります。ソフトのコンタクトレンズは、レンズ自体が大きく柔らかい素材でできていますので、カーブの種類は少なめですが、ハードのコンタクトレンズは、素材自体が固くカーブにうまく対応できにくいことから、たくさんの種類が発売されています。数字が低い方がカーブの度合いが高いことを表しています。おしゃれ目的でネットからカラコンを購入する場合がありますが、カーブが合っていないレンズつけていると、目の健康にとっては良くありません。また、カラコンの種類によってはデザインが変わってくるため、レンズの厚みが変わってきて、カーブ自体が変わってくることもあります。定期的な検査をした方が目にとっては良いです。
・自分の目よりカーブより大きいものを付けていると
ベースカーブが自分の目の大きさより大きいものを付けていると、目にうまくくっつかないで、異物感が高まっていきます。眼球に覆いかぶさるようにレンズが装着されますので、動きが鈍くなり見にくい状態になるといえます。レンズ自体が大きいので浮いたような状態になって取れてしまったり、レンズと眼球が密着していないので視力がうまく出ないこともあります。目に負担がかかっている状態です。
・自分の目よりカーブが小さいものをつけていると
ベースカーブが自分の目の大きさより小さいものをを付けていると、コンタクト全体が眼球にくっつきすぎてしまうことで、圧迫感を感じやすいです。締め付けられるような感じが痛みにつながって、やがて充血することもあります。また本来あるコンタクトの位置よりレンズが内側に入ってしまうことから、黒目を傷つけやすく、充血していることに気づかず、長い間目を傷つけることになってしまうこともあります。